「80%以上」
「100人に1人」
何の数字だと思いますか?実は「歯周病」の実情。
成人の80%以上の人が歯周病で、35歳以上で歯周病に問題のない健康な歯肉を持った人は100人に1人もいないと言われています。歯周病は「静かなる病気」と言われ自覚症状がなくても進行は続いていることもあるのです。
それなら自分も!?と思う方々もいらっしゃると思います。
歯周病の直接的な原因はプラークです。 プラークとは細菌のかたまりで、プラーク1mgの中に1億個の細菌がいると言われています。そのプラークを取り除けないままでいると、プラークの石灰化が起こり、歯石になります。歯石はざらざらしている分、その上から更にプラークがつきやすくなるという悪循環が生じます。歯周病は、プラークが歯周ポケットに入りこんでいき、炎症を起こして歯肉が化膿することを言います。ひどくなると骨が溶けてしまいます。骨が溶け出すということは、歯を支えていた土台が崩れること、そして大切な歯が失われていくのです。
歯周病菌は、治療後も3~4ヶ月で元の状態に戻ってしまいます。
ですから、治療が終わった後も定期的なメインテナンスをお勧めしています。
当院ではメインテナンスにおいて歯茎の状態をチェックし、状況に合わせた治療や専門的な指導をさせていただいております。